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中古車販売店の倒産が急増!安全にクルマを売買するためのポイントと“自社ローン”という新たな選択肢

1. 中古車販売店倒産ラッシュの実態

2025年上半期だけで48件もの中古車販売店が倒産しました。これは過去10年で最多ペースです。背景には、コロナ禍以降の中古車価格高騰と、海外輸出競争による仕入れ難が重なり、資金繰りが急激に悪化したことがあります。仕入れコストは上がる一方で、値上げが追い付かずキャッシュが枯渇する――そんな構造不況に似た状況が続いているのです。

さらに、仕入れ資金を借入で賄っていた店舗ほど金利上昇の直撃を受け、債務負担に耐え切れず破産するケースが目立ちます。つまり「安くていい車が見つかった」と飛びつく前に、その店舗自体が来月も存在するのかを確認する時代に入ったと言えるでしょう。

2. 巻き込まれないためのチェックリスト

  • 資金力 … 決算書の閲覧は難しくても、敷地規模・在庫台数・整備工場の有無からおおよその体力を推測できます。
  • 在庫回転率 … 3か月以上売れ残っている車両が多数あると、資金拘束が長く危険信号。
  • 口コミ評価 … GoogleレビューだけでなくSNSのリアルタイムな声も要チェック。

契約時には、契約書・支払いスケジュール・保証内容を必ず書面でもらいましょう。電子契約も便利ですが、紙の控えがあると万一の訴訟時に証拠能力が高まります。

3. 安心取引を後押しする“自社ローン”という選択肢

最近、倒産リスクを織り込んで販売店と購入者双方のキャッシュフローを安定化させる仕組みとして「自社ローン」が再評価されています。

【自社ローンとは】(ルール1を要約)
1) 通常の信販会社を使わず、販売店が直接分割販売
2) 審査は独自基準で、信用情報を見ないケースが多い
3) 月々定額払いなので家計への急激な負担を避けられる

第三者の信販会社を挟まないため、万一その会社が倒産してもローン債権が販売店内で完結し、連鎖的なトラブルが最小限に抑えられるメリットがあります。

自社ローンの“メリット”と“注意点”

メリット
・審査が柔軟なので、過去の延滞履歴があってもチャンスがある
・最長36回程度と支払期間が短めで、早期に車両が自分のものになる

注意点
車両価格は相場より高い(ルール2・3)
・「金利0円」とうたう店舗も、実質的には車両代に上乗せ(総支払額で比較を)
・支払回数が60~84回OKと書いてある場合は、実は信販会社に回される可能性大(ルール5)

4. 自社ローンを賢く利用するコツ

  1. 複数店舗で審査を受ける … 各社基準が違うため(ルール4)、条件を比較。
  2. 総支払額で判断 … 「金利0円」の言葉に惑わされず、総額で通常オートローンと比べる。
  3. 途中繰上げ返済の可否 … キャッシュフローに余裕が出たら早期完済できるか確認。

5. まとめ 〜“情報武装”が最大の保険〜

中古車販売店の倒産ラッシュは、今後も続く可能性が高いと見られています。しかし、店舗の財務体質を見極める力と、契約内容を細部まで確認する慎重さがあれば、リスクを最小限に抑えながら満足のいく一台に出会うことは十分可能です。

そして、資金面の課題を抱える販売店にとっても、自社ローンの導入はキャッシュフローを安定化させ、倒産リスクそのものを下げる有効な打ち手となります。
ユーザー・販売店の双方がこの仕組みを正しく理解し活用することで、“クルマを通じた幸せな出会い”が持続可能になる――それが2025年の中古車市場を生き抜くカギと言えるでしょう。

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