2025年10月の中古車市場動向|3ナンバー&高年式車が牽引する需要と価格の最新トレンド - human joint

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2025年10月の中古車市場動向|3ナンバー&高年式車が牽引する需要と価格の最新トレンド

はじめに

2025年も残すところあと2ヵ月。今、中古車市場では「3ナンバー × 高年式」というキーワードが熱を帯びています。10月に発表された最新統計をもとに、市場の現在地と今後の動きを読み解いていきましょう。

1. 中古車登録台数はわずかに減少、でも3ナンバーは過去最高

10月の総登録・届出台数は56万8,915台(前年同月比0.9%減)。数字だけを見ると微減ですが、内訳をのぞくと景色は一変します。普通乗用車(3ナンバー)は17万9,915台前年同月比1.9%増、しかも5ヵ月連続のプラスです。

背景にあるのは新車の納期遅延。半導体不足や物流停滞が尾を引き、新車を待ちきれないユーザーが「すぐ乗れる中古車」にシフト。特に室内空間が広く安全装備も充実した3ナンバー車への需要が集中した結果、登録台数を押し上げました。

2. 高年式車人気と円安輸出が相乗効果、価格は上昇基調

もう一つの主役が高年式車です。ユーザーが求めるのは「最新装備を備え、なおかつ即納できる1〜3年落ち」。そのため10月のオークション平均落札価格は130万5,000円前年同月比5.7%増。円安が進行するなか、海外バイヤーも高年式車に熱視線を送り、輸出抹消台数は11.1%増となりました。

一方、オークション出品台数は13ヵ月連続増。供給は回復傾向ですが、需要の勢いがそれ以上に強いため、価格は上昇基調を維持しています。

3. 今後の中古車市場を読み解くポイントとユーザーへのアドバイス

  • 3ナンバー×高年式の相場は年末まで強含み。購入を検討中なら早めの決断が吉。
  • 円安で輸出が加速すると、国内の低年式・小型車は在庫不足に。軽自動車や1.3L級コンパクトを探す人は選択肢が狭まる可能性。
  • 売却を考えるオーナーは相場ピークを意識。高年式・3ナンバーモデルなら年内の査定依頼が高値成約のカギ。

重要な洞察まとめ

・需要を牽引しているのは『3ナンバー × 高年式』の組み合わせ。
・円安による輸出拡大が国内在庫と価格に直接影響。特に小型車は流動性に注意。

おわりに

新車の遅延が続く限り、中古車市場は「高品質をすぐに手に入れたい」というニーズに応える形で活況を保つでしょう。欲しい車が見つかったら、相場が動く前にアクションを。2025年ラストスパートの車選びが満足のいくものになることを願っています。

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