日産GT-Rが2025年で生産終了!理由を徹底解説―次期R36と中古車相場の未来予測 - human joint

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日産GT-Rが2025年で生産終了!理由を徹底解説―次期R36と中古車相場の未来予測

1. GT-R生産終了の3大要因を読み解く

① 排ガス・安全規制への対応コストの高騰

EUや北米を中心に年々厳しくなる排ガス・安全規制。R35は発売当初こそ最先端でしたが、18年間で4度のマイナーチェンジを経ても、新法規に合わせるための開発費は当初の約1.8倍にまで膨張しました。
たとえば歩行者保護のアクティブボンネットや衝突被害軽減ブレーキなど、単体では10〜20万円の部品でも、量産効果が薄いGT-Rでは1台あたりの負担が跳ね上がります。

② 18年間続いたプラットフォームゆえの部品調達難

2007年登場のR35専用シャシーは、サプライヤー側での設備更新が止まっているケースも多く、製造用治具の老朽化が深刻。結果としてロットごとの部品コストが高止まりし、生産継続の採算が合わなくなりました。

③ 世界的なスポーツカー需要減少と収益性の低下

世界販売はピーク時の1/3以下。市場はSUV・EVへとシフトし、高価格2ドアクーペは真っ先に「不要不急」認定。固定費を吸収できず、日産は生産終了の判断に踏み切ったわけです。

2. “R36”は本当に復活するのか? 開発動向とパワーユニット予想

① EV/PHEV化・ハイブリッド化のシナリオ

有力視されるのはVR30DDTT+e-MOTORシリーズハイブリッド。ただし出力600ps級を目指すとバッテリー冷却と重量増がネック。ピュアEV案も検討されたものの、急速充電網やサーキット連続走行時の電池劣化が解決できず、現時点ではハイブリッドが本命と見られます。

② 経営再建が鍵―日産が抱える財務状況と市場トレンド

2023年度の営業利益率は4.9%。ブランドの象徴であるGT-Rを切ることで固定費を圧縮。R36は共同開発や共通プラットフォーム採用で初期投資を抑え、損益分岐を2万台→8千台に引き下げる計画が噂されています。

③ ライバル車との差別化ポイント

・911ターボS:全天候グランドツアラー
・GRスープラ:手頃なFRスポーツ
・NSX後継:HVでのハンドリング革新
R36は「e-ターボ+トルクベクタリング4WD」で、電動化時代でも“誰でも速い”をキープできるかが成否を握ります。

3. 中古GT-R相場の現在地と賢い購入・売却タイミング

① 年式別相場を俯瞰

・2007〜2009年:700万〜900万円
・2011〜2016年:1,000万〜1,400万円
・NISMO/2022Final:3,000万〜5,000万円
オプション装着率が高いほど乖離が大きく、カーボンブレーキ装備車は+150万〜200万円で取引されています。

② 生産終了によるプレミア化リスクとリセールバリュー

短期的には上昇が続く見込みですが、R36正式発表(仮に2027年)で一気に“売り手>買い手”に反転する可能性も。具体的には発表から半年で平均15%下落、発売開始時点で30%下落という過去データ(R34→R35)があります。

③ ライフスタイル別に見る“GT-R以外”の現実的選択肢

・サーキット重視:ポルシェ718 Cayman GT4 RS
・日常+週末ワインディング:BMW M2(新型G87)
・ファミリー+趣味性:Audi RS6 Avant
いずれも5年後のリセール値が60%前後を維持すると予想され、GT-R高騰で手が届かなくなった層にとって合理的な選択肢になります。

重要な洞察まとめ

  • 生産終了の決定打は法規対応コストと部品供給網の崩壊。販売価格は18年間で約1.8倍に。
  • 中古相場は短期上昇だが、R36発表で急落の懸念。買い時は2024年末〜2025年初頭、売り時は発表半年前が目安。

感情ではなくデータで動くことが、GT-Rという特別なクルマを後悔なく楽しむ最大のコツです。

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