【2026最新】新型エルグランド フルモデルチェンジ情報まとめ｜発売日・価格・内装・スペック

1. 16年ぶりのフルモデルチェンジ！新型エルグランドの概要

日産のラグジュアリーミニバン“エルグランド”が、実に16年ぶりとなるフルモデルチェンジを敢行します。型式はE53型。2025年秋開催のJapan Mobility Show 2025で世界初公開され、2026年夏の市販化を予定しています。

従来型（E52）の発売が2010年だったことを考えると、まさに“待望”のモデルチェンジ。その間にトヨタ アルファード/ヴェルファイアが独走状態を築きましたが、新型エルグランドはプラットフォームから電動化までゼロベースで刷新し、プレミアム大型ミニバン市場への再挑戦を宣言しています。

2. デザイン・装備・走行性能の進化ポイント

2-1. エクステリアデザイン

一目で「新しい」と分かる大胆なVモーショングリルは、メッキを減らしブラックアウト化。ヘッドランプは2段式LEDを採用し、水平基調のシグネチャーランプがワイド感を演出します。また従来型より45mm低い全高と、フロントオーバーハング短縮による低重心シルエットで、ミニバンながらスポーティな印象に仕上げられています。

2-2. インテリア & 快適装備

室内は日産ARIYAで好評だったクラムシェルコンソールを取り入れ、12.3インチデュアルワイドディスプレイを採用。2列目には新開発のプレミアムリラクゼーションシートを設定し、電動オットマン・シートマッサージャー・左右独立温調カップホルダーを完備。静粛性向上のためフロア下へ吸音材を追加し、e-POWER走行時はエンジン停止が長くなるため、ハイエンドセダン並みの静けさを実現しています。

2-3. パワートレイン & 走行支援

注目はe-POWER＋VC-Turboのハイブリッドシステム。可変圧縮比を持つ1.5L VC-Turbo発電用エンジンと、大型バッテリー、前後モーターのe-4ORCEを組み合わせ、システム出力290ps、最大トルク57.0kgmを誇ります。WLTCモード燃費はクラストップの16.8km/L（社内目標値）。

運転支援はProPILOT 3.0を搭載。高速道路の限定条件下ではハンズオフ走行が可能になり、渋滞時もアクセル・ブレーキ・ステアリングを自動制御。自動駐車機能“ProPILOT Park”は縦列・並列に加え、狭い車庫での前向き入庫にも対応します。

3. 価格・発売時期予想とライバル比較

3-1. 価格帯とグレード構成

現時点で日産からの公式発表はありませんが、関係者筋によれば本体価格は約500〜750万円（消費税込）になる見込み。ガソリン仕様のベースグレード、e-POWERのハイウェイスター、最上級“VIP”の3本立てと噂されています。

3-2. ライバル比較：アルファード/ヴェルファイア

2023年にモデルチェンジしたトヨタ アルファード/ヴェルファイアは、ハイブリッド最上級モデルで858万円。これに対しエルグランドは750万円上限を守りつつ、電動四輪駆動e-4ORCE＋ハンズオフ対応ProPILOT 3.0を標準装備することで価格競争力を確保。室内長・室内幅ともに40mm以上拡大し、2列目ニールームはクラス最大級の1040mmとなる見込みです。

3-3. いつ買うべき？

発売は2026年7〜8月が最有力。先行予約は2026年春開始と見られ、初回限定1000台にはBOSEプレミアムオーディオ無償という情報も。狙うなら早期予約が鉄則と言えそうです。

4. まとめ｜新型エルグランドは買いか？

16年ぶりのフルモデルチェンジで、プラットフォーム・パワートレイン・運転支援のすべてを刷新した新型エルグランド。電動化による低燃費と高静粛性、上級ミニバンらしい快適装備、そしてProPILOT 3.0による次世代ドライビング体験は“待った甲斐のある進化”と言えるでしょう。アルファード優位の国内市場に新風を吹き込むのか、2026年の発売が今から楽しみです。