【徹底解説】トヨタ新型RAV4 2026モデルの進化ポイントと中古車価格動向

1. 新型RAV4の概要と注目ポイント

JMS2025でお披露目された新型RAV4は、コア・アドベンチャー・GRスポーツの3系統をラインアップ。従来型のアウトドア色とスポーツ性を明確に分けつつ、電動化戦略を一気に加速させています。特筆すべきは150kmのEV走行可能距離を狙った第6世代プラグインハイブリッド（PHEV）。通勤・買い物はモーター走行でカバーし、長距離はハイブリッドで燃費を稼ぐ“いいとこ取り”が大きな魅力です。

2. エクステリア・インテリアの進化

フロントマスク差別化

コア系はヘキサゴングリルで都会派SUVの洗練を強調。アドベンチャー系はブラックアウトパーツを拡大し、よりタフな印象に。GRスポーツは専用バンパーと19インチホイールでレーシングスピリットを表現します。

内装は大型ディスプレイが主役

新設計の14.0インチセンターディスプレイをアイランド形式で配置。ダッシュボード上部を水平基調にすることで視界を確保し、助手席側まで回り込むアンビエントライトがプレミアム感を演出します。

3. パワートレーン & E-Fourの実力

トヨタが誇るシリーズ／パラレル融合スプリット式ハイブリッドに急速充電をプラス。10〜80％を25分で完了するため、ロングドライブの途中充電も最小限です。またリアモーターを高出力化した次世代E-Fourにより、前後トルク配分は100:0〜20:80まで瞬時に可変。雪道や砂利道でも高い安定性を発揮します。

4. 中古車市場の価格帯と選び方

現行（〜2025年式）のRAV4相場は以下が目安です。

• 2019年式／走行5万km前後：250〜300万円
• 2021年式／走行3万km前後：300〜350万円
• 2023年式／走行1万km台：約300万円がボリュームゾーン
• PHEV・GRスポーツ系：420〜480万円

狙い目は“写真映え”するアドベンチャーに快適装備パッケージを付けた個体。残価率が高く、リセールを意識した購入に最適です。

5. 今後のアップデート予測と購買アドバイス

独自プラットフォーム「アリーン」× OTA

2026モデルは電子アーキテクチャ刷新により、ソフトウェアアップデート（OTA）で機能拡張が見込まれます。ADAS（先進運転支援）の精度向上や新ナビUIなどが配信予定とされ、購入後も“育つクルマ”として長期所有メリットが大きいでしょう。

買い時を逃さないコツ

1. 補助金・減税：PHEV購入ならCEV補助金＋グリーン化特例で最大50万円規模の恩恵が見込めます。
2. モデル切り替え直前の“駆け込み値引き”を狙う：現行型在庫が動くタイミングは値引き幅が拡大。
3. 残価設定ローンを活用：将来のEVシフトを視野に、3〜5年で乗り換える計画も◎。

総じて新型RAV4は“電動化と走り”を両立させたオールラウンダーへと大進化。中古車を検討する場合もPHEVの登場でハイブリッド相場が落ち着く可能性があるため、2026年春先〜夏頃が狙い目です。

最新情報をチェックしつつ、自分のライフスタイルに合ったグレードを選んでください。