自社ローン 優良店ランキングTOP > コラム一覧 > 大分市中古車販売会社火災の全貌と再発防止策|業界関係者が今すぐ確認すべきポイント
2025年10月31日21時ごろ、大分市玉沢にある中古車販売会社の事務所から出火しました。木造平屋建ての事務所は全焼し、展示場に並んでいた車3台とバイク1台が焼損。けが人が出なかったのは、夜間で無人だったという偶然が大きかったと言えます。
通報から約1時間20分で鎮火したものの、炎は店内の書類や電装品、可燃性のケミカル用品を一気に巻き込みました。
火災後は速やかに実況見分が行われ、電気配線の焼け跡の形状やススの付着方向などを根拠に出火点が特定されます。現場写真の撮影、焦げた配線の押収、聞き取り調査──これらの証拠保全がのちの保険請求にも直結します。
店舗が加入している損害保険は、出火原因の立証責任が経営者側にある点に注意。
必要書類は「罹災証明書」「消防署の調査報告書」「損害状況写真」。提出が遅れると補償が減額されることもあるため、調査が終わり次第すぐに保険会社へ連絡しましょう。
自動火災報知器や非常ベルは設置しているだけでは機能しません。年2回以上の点検と消防署への報告が義務です。消火器は粉末型だけでなく、天井放水型スプリンクラーを併設すると初期消火率が格段に高まります。
展示車両は
①建物から最低3m離す
②車両間を50cm以上空ける
③バッテリー端子を外す──この3点を徹底。
可燃性ケミカルは防火倉庫へ、廃油は金属缶で密閉保管しましょう。
消火器の使用訓練・避難経路の確認は半年ごとに実施。
BCPには「誰が」「何分以内に」「どこへ」連絡するかを明文化し、クラウド共有しておくことで、店長不在時でも迅速に対応できます。
今回けが人が出なかったのは偶然であり、営業時間内に同規模の火災が起これば人命被害は免れません。業界全体で電気設備の老朽化と在庫車両の配置を再点検する時期に来ています。万一の罹災時でも営業を止めないために、BCPの見直しは待ったなしです。
――「大分 中古車 火事」で検索した業界関係者の方は、自店の現状と照らし合わせ、できる対策から即日取り組んでください。
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