自社ローン 優良店ランキングTOP > コラム一覧 > 中古車価格が半年ぶりに最高値更新!輸出需要と「5年落ち」不足が生む高騰の真相
9月の主要オークション平均落札価格は130万3,000円と、今年3月のピークをさらに更新しました。背景にあるのは、円安に乗じた海外バイヤーの旺盛な買い付けと、新型コロナ禍で新車の減産が続いた結果として国内で絶対数が足りない『5年落ち』の人気モデル不足です。海外に流れやすいハイブリッドSUVや軽自動車が国内では枯渇し、相場を底上げしています。
国内最大手USSの週間指数を追うと、昨年同週比で約18%高。特に1,500cc以下の小型車は輸出需要が集中し、年式が古くても値崩れしにくい状況が続きます。
以前は7:3だった国内向け:輸出向けの成約比率が、現在は5:5まで接近。右ハンドルを好むアジア・アフリカ勢の需要が一段と強まったことがデータから読み取れます。
国内メーカーは2024年後半から生産回復を見込むものの、輸出先の経済成長が失速しない限り中古車価格は2025年前半までは高止まりする可能性が高いと見られます。
短期乗り換えならリセールが強いハイブリッドSUVを、長期保有なら故障リスクの低い国産コンパクトを候補にすると残価リスクを抑えられます。
円安が1ドル=145円を割り込む局面が来たら一旦利益確定を検討。輸出業者の仕入れ意欲が鈍る前に手放すのが得策です。
相場が上がると頭金を多く用意できない方はローン審査に不安を感じがちです。もし過去の延滞歴などで信販会社の審査が通りにくい場合は、販売店が独自基準で審査する『自社ローン』という選択肢もあります。
自社ローンは信用情報を閲覧せず、収入確認と面談を中心に審査するため、他社で否決だった方でも可決の可能性が残ります。金利0円を掲げる店舗でも車両本体価格に手数料が上乗せされる点や、支払回数が24〜36回に限定されるケースが多い点は理解しておきましょう。複数店舗へ相談し、支払総額を比較することが後悔しないコツです。
中古車価格は輸出需要・円安・『5年落ち』不足という3つの要素が絡み合い、短期的には下がりづらい局面にあります。買い手も売り手もデータとタイミングを武器に動けば、不利な市場でも納得感のある取引が可能です。支払いに不安がある場合は、自社ローンを含む多角的な資金計画を立て、高値相場とうまく付き合っていきましょう。
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