自社ローン 優良店ランキングTOP > コラム一覧 > ネクステージ、8万km超中古車を業者へ直販!円安追い風で輸出需要を取り込む戦略とは
円安基調が続くなか、日本車は海外市場で“お買い得”と映り、引き合いが急増しています。さらに、新型コロナ禍で発生した半導体不足の影響により世界的に新車供給が遅延。納車待ちに疲れた海外ユーザーは、中古車に視線を向けています。特に人口増が著しい東南アジア・アフリカの新興国では堅牢で壊れにくい日本車がステータスとなり、高価でも需要が衰えません。
こうした商機を逃さないため、ネクステージは2023年末にBtoB専用サイト「ネクステージストック」を開設しました。特徴は以下の通りです。
従来はオークション出品→落札→船積みという流れで最短でも3〜4週間を要しましたが、サイト経由なら最短1週間で海外輸出が可能になります。
業者が最も歓迎するのはコスト削減です。通常、国内オークションを経由すると出品料・落札システム料・陸送費と多段階の手数料がかかります。ネクステージストックは売り手=ネクステージ、買い手=業者をオンライン上で直接マッチングさせるため手数料を大幅圧縮。これにより、輸出業者は同じ車両をより競争力ある価格で海外バイヤーに提供できます。
国内では敬遠されがちな8万km以上の中古車。しかし、新興国では日本品質=長寿命というブランドイメージが定着しており、メーター表示よりもメンテナンス履歴が重視されます。そのため、距離が伸びた車でも国内相場の1.2〜1.5倍で売れるケースが珍しくありません。
ネクステージがハイマイレージ車の買取を積極化させることで得られる利点は大きく2つ。
輸出業者に限らず、地方の小規模販売店もネクステージストックから仕入れが可能です。これにより品ぞろえの多様化が進み、顧客満足度の向上と地域経済の活性化が期待されます。
円安が続く限り、中古車輸出は好調を維持すると見られます。一方で、円高局面になれば内販強化が課題となるでしょう。ネクステージは「輸出」と「国内小売」を両立させるハイブリッド戦略を標榜しており、データドリブンで需要動向を見極めながら在庫をシフトさせる方針です。
中古車ビジネスはグローバル視点で動く時代。輸出・内販の境界線を消し去るネクステージの試みは、業界のニューノーマルとなるかもしれません。
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