自社ローンを契約した後にキャンセルは可能？キャンセルできるケースを紹介！

自社ローンは、中古車販売店が独自の判断で審査を行うため、審査に通りやすく、スピーディーな対応を求めることができます。

そんな自社ローンで中古車を購入した後、車が必要なくなったためキャンセルしたいと連絡した場合、キャンセルすることはできるのでしょうか。

今回は、自社ローンで契約した後にキャンセルすることができるのか、キャンセルができるケースについて紹介していくので、参考にしてみてください。

自社ローンは契約後にキャンセルできるのか？

中古車販売店と自社ローンの契約を結んだ後、キャンセルしたいと申し出をしても聞き入れてもらえるのでしょうか。状況に合わせてキャンセルできるのか解説していくので、参考にしてみてください。

契約した直後の場合

自社ローンを契約した直後、家族の反対などによってキャンセルしたい、という話が出てくることがあるかもしれません。商品の場合は、クーリングオフといった制度があり、契約した後8日~20日までにはキャンセルすることができます。

しかし、中古車の場合はクーリングオフができません。そのため、契約後にキャンセルすることはできません。

クーリングオフ制度が適応されるのは、訪問販売やネット通販などで中身を確認できない商品に限られるため、中古車購入のための自社ローンでは適応されないでしょう。

自社ローンにおけるキャンセルできるケース

自社ローンにおいて、契約が成立した後は、キャンセルすることができないようになっています。しかし、契約前の状態であればキャンセル可能なケースもあるでしょう。

基本的に、自社ローンの契約が成立したと判断される条件は「車両の納車がされた日」・「使用者として名義登録が完了した日」などです。

契約が成立された条件が満たされておらず、中古車販売店側に損害を与えていない状況であれば、キャンセルできる場合もあります。

すでに中古車購入のために中古車販売店が行動し、費用などが発生している場合には、キャンセルできないこともあるので、キャンセルの連絡は早めに行うことが大切です。

手付金について

自社ローンを契約する前にお金の受け渡しなどが発生していない場合には、キャンセルに応じてもらうことはできるでしょう。

しかし、手付金を支払っている場合には、トラブルに発展する可能性があります。

中古車販売店によっては、手付金などを支払った場合、契約する前なら返金してもらえる可能性はありますが、対応は販売店によって異なるので注意しましょう。

事前に返金対応についても理解しておくことが大切なので、中古車販売店側に確認をとった上でキャンセルするか検討する必要があります。

契約後に途中キャンセルは可能？

自社ローンの契約が完了し、車を利用している中で、車が必要なくなったからという理由で、途中キャンセルを認めてもらうことはできるのでしょうか。

基本的に、自社ローンの途中でキャンセルを行うことは、特殊な契約状況ではない限りできないでしょう。

自社ローンの契約において、毎月の支払いは車両価格を分割しているだけなので、一度契約した後は全額支払う義務があります。どうしても途中で自社ローンの契約をキャンセルしたいというのであれば、残りの支払い料金を一括で支払う必要が出てくるでしょう。

基本的に自社ローン契約後のキャンセルはできない

自社ローンを契約した後は、基本的にキャンセルすることは難しいでしょう。すでに中古車販売店側が購入のために行動し、何らかの費用が発生していることが考えられるので、契約後のキャンセルはできません。

ただ、仮審査などの段階だったり、契約前であればキャンセルすることはできるでしょう。

事前にキャンセルに対して、どの期間までに申し出すれば受け入れてもらえるのか、仮審査の段階で中古車販売店の担当者に相談しておくことをおすすめします。

事前に確認しておき、適切なタイミングでキャンセルの申し出を行えば、トラブルに発展することもなく、問題なくキャンセル対応することができるでしょう。