自社ローン 優良店ランキングTOP > コラム一覧 > 8,000ポンド以下で狙う!トライアンフGT6中古車ガイド|ミケロッティが描いた“プアマンズEタイプ”の真価
1966年、イタリアの名匠ジョヴァンニ・ミケロッティが手掛けた流麗な2シーターファストバック、トライアンフGT6が誕生しました。当時ジャガーEタイプは憧れの的でしたが、価格は庶民には高嶺の花。そこで“プアマンズEタイプ”の愛称で親しまれたのがGT6です。
・Mk1(1966-68):スピットファイアのボディに2.0L直6を搭載。リジッドアクスルゆえ高速コーナーでは挙動がナーバス。
・Mk2(1969-70):後輪をキャンバー調整式に改良し、内外装も小変更。
・Mk3(1970-73):フロントマスク一新、独立懸架サスを採用し、乗り心地と安定性が大幅向上。
わずか7年弱・合計約4万台しか生産されず、現存台数は年々減少しています。
2024年現在、英国本国では走行7〜9万マイル程度のMk2/Mk3が6,000〜8,000ポンドで流通しています。日本へ並行輸入する場合、船賃・通関・消費税でおよそ+3,000ポンドが目安。円換算すると総額160〜190万円でガレージに収まる計算です。
・レストア歴あり(塗装&内装リフレッシュ):+1,000〜1,500ポンド
・オリジナル度高い車両:コレクター需要で+2割高
クラシックMINIやMGBが値上がる中、GT6はまだ過小評価ゾーン。独立懸架サスのMk3は特に伸びしろ大と見る専門家も多く、今後5年で2割アップを予測する声もあります。
1) フレーム腐食
リフトアップしてサイドメンバーとリアクロスメンバーを要確認。防錆処理が甘いと修復に30万以上かかるケースも。
2) エンジン&冷却系
直6はスムーズですが、サーモスタット不良でオーバーヒート歴がある個体が多いです。ヘッドガスケット切れの兆候(オイル乳化、白煙)に注意。試乗は必須。
3) 内装・電装
スミス製メーターは雰囲気抜群ですが、針ブレやバックライト不灯はお決まり。新品リプロ品が出回っているので部品確保は容易です。
●DIY派
簡単な油脂類交換とブレーキOHなら年5万円程度。英国から部品を個人輸入すればコストダウン可能。
●プロショップ依頼
全塗装+内装リトリムで約120万円。機関フルオーバーホールは70〜100万円が目安。
●年間維持費
自動車税(1.5t以下):34,500円/クラシックカー保険:2〜3万円/車検整備:平均10万円。合計すると年間約15〜20万円で収まります。
1.6Lクラスの小排気量車とさほど変わらない維持費で、2.0L直6&FRの官能を味わえるGT6。
・市場価格はまだ天井を打っていない
・部品供給は良好
・ライトウェイト+ロングノーズのシルエットは唯一無二
錆の有無をしっかり見極め、足回りが改良されたMk3を狙えば“走る楽しさ”と“所有満足度”の両立が可能です。クラシックカー投資としても魅力的な一台、まさに今が買い時と言えるでしょう。
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